昨年の春先から、複数の近所で餌をばら撒いてた人が、コロナでうろうろすると目立つので控えたのと、クレームが出てやめたようで猫が裏の庭に何名か入ってくるようになりました。
ととらがいなくなって以来、裏の扉に猫穴を開けて誰でも入れるようにしていたので、以前からいろんな猫が顔を見せてたのですが、トイレと、水と、ご飯を置いていると、結構長い時間そこで過ごす猫もいるようになりました。その中に目つきがちょっと悪いけど、いつも玄関先で寝てるコがいて小さいのでちびたんと名前をつけて呼んでいました。

家に入りたいのかな、と思って、誘ってみたのですがそれはちょっと無理みたいで、でもなんとなく、庭猫として住み着いてほぼ家にいるからいいかな、と思っていました。
ちびたん、おはよう、ちびたん、ご飯。毎日いの一番にご飯を食べに来ていたのに、この三日ぐらいちょっと元気が無くて、昨日の夜にちびたん、大丈夫？と声をかけるとじっと顔を見ていました。
朝起きたら、玄関のところで亡くなっていました。何が起きたのか理解ができなかったのですが、亡くなっていました。お花とご飯を少し入れて送りました。

庭猫として、普通の野良猫より、少しは恵まれていたとはいえ、それでも外の世界で何が起こっているかはわかりません。もっとちびたんに何かしてあげられたのではないかと、後悔しかないです。
次はちゃんと飼ってもらえるところに生まれてくるんだよ。ちびたんが生きたことちゃんと、知ってるよ。だからまたね。きっとまた会えるね。




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