ととらのお店番日記
都会の真ん中の小さな酒屋さんの飼い猫ととらのお店番日記

正しい清酒のくくり方。

今朝のブログで、ととらがお手伝いしていたひもなのですが、
おそらく、現在酒屋さんでこういうひもを使って清酒をくくるということは
されていないと思います。大抵、2本、3本とお酒を買っても
箱に入れてのし紙をかけるというのが通常になっていると思います。
そこで本当の清酒の包装の仕方をご紹介いたします。

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まず、瓶装紙で清酒を巻きます。    次に上と下にひもをかけます。

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上部のひものかけかたです。      のし紙をかけて完成です。

ニャルほどニャ〜。

こういう日本で昔から伝わってきたことがどんどん失われつつあります。
便利なコンビニや、ディスカウントでお酒を買うのも良いですが、
たまには昔からある近所のお酒屋さんを覗いてみてください。なにか面白いことがあるかもしれません。


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posted at 23:58:00 on 12/27/06 by toki - Category: Main

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コメント

HALU wrote:

私もtokiさんに同感です。
便利だとか 楽とかに流されて
日本古来の風習などが失われるのは
とても残念。
ましてや近所の酒屋さんが周りに生き残ってないのが
もっとも残念な次第。
本当は買いたいんですけど、近所になくて( ┰_┰)
馴染の酒屋さん、米屋さんは
是非とも作って利用したい限りです。
12/28/06 10:21:21

ukurinpon wrote:

わたしも同感です!着物や風呂敷、紙の包む文化ってすごいですよね。形や大きさを選ばないので、美しくて合理的です。
昔、わがやのお買い物&お料理担当だった祖母がなくなった後、母が買い物に行く場所はスーパーではなくて商店街でした。母曰く「なにがどこで売ってるのかようわからんから、最初に入ったお店で聞くねん。そしたら『それは二軒先の乾物屋にあるで』とか教えてくれはる。ほんま便利や」と。
そういえばうちの近所にも、コンビニやスーパーは何軒もあるのに、昔ながらの酒屋さん・お米屋さんがありません(涙)。さびしいです。
12/28/06 12:48:48

toki wrote:

HALUさん。そうなんですよね。酒屋は(多分お米屋さんも)後継者不足と、コンビニへの事業形態の変化が非常に多いです。さらに、ここ数年の規制緩和で酒販免許が自由化され、どこでもお酒を売ることができるようになったことも街の酒屋さんがどんどん廃業していった理由です。サザエさんで「ちわ〜三河屋です」といってご用聞きに来ていたような酒屋の存在ってもう全くありませんね。日本はいつからこんな国になってしまったのでしょうね。

ukurinponさん。
日本の文化ってとても美しく賢いものでしたよね。
それから昔はみんな市場に行ってましたよね。
最近は商店街や市場はどんどん寂れて情もなくなってきたかもしれません。
うちは来てくださったお客さんにディスカウントのようにものすごく安く提供するということはできないのですが、それでも定価より少しおまけして・・、そういうのがやっぱり人情なのではないかと思っております。
そして、レジでピッと金額がでて流れ作業のように買い物するのでなく、「今日は冷えますね」などと声をおかけするようにしております。
そしていつまでもそういう酒屋であり続けたいとおもってます。
12/29/06 00:16:06